七十二候

啓蟄の逆、虫が隠れるころ

七十二候・蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ) 秋が本格化すると虫たちは冬ごもりの支度を始める。カマキリなど卵を産む虫や、青虫だった蝶の幼虫はさなぎになり冬の寒さに備える。クワガタなどの大きな虫は木の根元や土の下にもぐる。 ...
七十二候

秋分の日、穏やかな朝、光り差し込む

二十四節気・秋分 七十二候・雷乃収声  昼と夜の時間はほぼいっしょになる日。秋分を境に北半球では昼が短くなり夜が長くなっていく。二十四節気では十六番目の節気。秋分の日を迎えるといよいよ秋本番という感じになる。  秋分の...
七十二候

秋が迫り、ツバメが去って行く

七十二候・玄鳥去(つばめさる)  七十二候の第四十五候は「玄鳥去」。春先にやってきて子育てをしたツバメは秋に南の暖かい地に向かう。越冬先は東南アジアやオーストラリアまで飛んでいくという。  家の軒下に巣を作って害虫を食...
七十二候

雲の風景に秋の気配・鶺鴒鳴

七十二候・鶺鴒鳴(せきれいなく) 七十二候の第四十四候は鶺鴒鳴(せきれいなく)。2020年は9月12日。セキレイはスズメ目セキレイ属の小鳥で日本では民家近くの林や屋根裏、土手などに広く生息する.長い尾が特徴。尾を振って地面を...
七十二候

白露、風の強さに秋の気配

二十四節気・白露(はくろ) 七十二候・草露白(くさつゆしろし)  ススキの穂が顔をだし、秋の気配が感じられるころ、朝夕の涼風に冷気が混じり始め、夜間気温が低下して空気中の水蒸気が露となって草の葉につくころとされる。 ...
七十二候

稲穂垂れて稲刈りのころ・七十二候

七十二候・禾乃登(こくもの すなわち みのる)  七十二候の第四十二候は「禾乃登(こくものすなわちみのる)。稲穂に米粒が実り刈り入れのころが近づいたことを表す。  2020年は9月2日。早稲の稲刈りはもう既に終わってい...

二百十日猛暑続き、台風9号沖縄接近

雑節・二百十日  暦の雑節の一つ。立春から210日目の日。台風が来襲することが多い時期で、稲の開花期でもある。古来農業の厄日として注意を促してきた。  江戸時代に新しい暦を作った渋川春海が暦に記載するようになったといわ...
七十二候

七十二候、涼しさをじるころだが熱帯夜

七十二候・天地始粛(てんち はじめて さむし) 8月28日朝の空、少し雨もちらついた  七十二候の第四十一候は天地始粛。残暑のこの時期に秋雨前線が現れたり、大陸の冷たい空気をもたらす高気圧が現れ、涼しくなるころを意味している。...
七十二候

処暑朝晩少し涼しく

二十四節気・処暑、七十二候綿柎開(わたの はにしべ ひらく)  立秋に続く二十四節気は「処暑」。暑さがおさまるころを意味する。2020年は8月23日。  全国の猛暑はやや和らぎ、一方で局地的な強い雨や雷雨があった。...
七十二候

七十二候では朝霧が出る日だが厳しい残暑

七十二候・蒙霧升降(ふかききりまとう)   七十二候の第三十九候は蒙霧升降る。残暑は厳しくとも朝夕の気温は下がり、早朝森や湖に霧が立ちこめるころという意味。  2020年は8月17日。残暑という名の下に猛暑が続く最近は実感しな...
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