七十二候

強烈な残暑続くも夕立が蝉の声消す

七十二候・寒蝉鳴(ひぐらしなく)  七十二候は立秋で折り返し、季節の言葉も秋に向かっていく 。第三十八候は寒蝉鳴。寒蝉と書いてひぐらしと読む。ヒグラシは蜩と書くことが多い、夕方に鳴く蝉。カナカナと晩夏に鳴き出す。  2...
七十二候

梅雨が明け後の猛暑も立秋は小雨模様

二十四節気・立秋、七十二候・涼風至 稲穂も色づいてきた  秋の始まりを意味する立秋。太陽の黄経が135度で夏至のころよりも少し日が傾き影も長くなってきた。ただ温度は最も暑いころになる。  平安の歌人も「秋来ぬと目にはさや...
七十二候

ようやく梅雨明け激しい夕立はいつ

七十二候・大雨時行(たいう ときどきに ふる)  七十二候の第三十六候、ちょうど1年の折り返しは「大雨時行」。この場合の大雨は夕立のような急な激しい雨を指す。 もともとは夕立を意味していたことば。最近の夕立は急に発...
七十二候

梅雨明けまだ、蒸し暑さもまだ

七十二候・土潤溽暑(つちうるおうて むしあつし)  大暑に続く七十二候の第三十五候は土潤溽暑(つちうるおうて むしあつし)。一年で最も暑いこの時期は地面が熱され、陽炎が立ち土いきれでいっそう暑さを感じる。「溽」はむしあついを...
七十二候

大暑、夏の日ざし強く雲流れ 梅雨明けまだ遠く

二十四節気・大暑 七十二候・桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)  夏至から約1カ月後、8月中ごろの立秋までが一年で最も暑いころとされる。  2020年は7月22日が大暑。しかし今年は梅雨が全国的に長く、まだ沖縄と...
七十二候

ハスの花咲くころは雨続く

七十二候・蓮始開(はす はじめて ひらく)   7月12日は七十二候の第三十二候、蓮始開。   蓮はハス科の多年生水草。夏、7月ごろに咲く花は仏教で蓮華(れんげ)として尊ばれ、水中の根は蓮根として食べられる。 ...
七十二候

小暑、梅雨末期の雨や曇り空、豪雨多い時期

二十四節気・小暑 七十二候・温風至(あつかぜいたる)  二十四節気の小暑はこの日から暑中に入る。これから盛夏を迎えていく。例年小暑の数日後には梅雨明けを迎えることが多い。一方で梅雨末期の集中豪雨被害を迎えることも多い時期だ。...
七十二候

菖蒲咲く、アヤメかショウブか

七十二候・菖蒲華(あやめはなさく)  七十二候の第二十九候は菖蒲華。  辞書によるとアヤメはアヤメ科の多年草で、5月から6月に咲く。  ショウブも同じ菖蒲という漢字を書く。アヤメはアヤメ科でショウブはサトイモ科。 ...
七十二候

涼しい夏至の青空 夕日は北西に沈む

二十四節気・夏至 七十二候・乃東枯  太陽が最も北東から上がり、最も空高くなり、最も北西方向に沈んでいく日。太陽は赤道から最も北に離れ、北半球では太陽が一番近い日で、昼の時間が長い日だ。夏至をピークに夜の時間が少しずつ長くなって...
七十二候

梅が熟すころ梅雨の中休み

七十二候・梅子黄(うめのみきばむ)  梅の実が色づくころを表す。七十二候の第二十七侯。2020年は6月16日。  百科事典などによると梅の実は6月の梅雨の時期にふくらみやがて黄色く熟して甘酸っぱい香りの実梅となる。 6月...
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