七十二候

入梅、青空に雲がくっきり

雑節・入梅(にゅうばい) 七十二候・腐草為蛍(くされたるくさ ほたるとなる)  雑節の中でもよく知られている言葉が入梅。暦の上で梅雨に入る頃を差す。実際の梅雨は雨の様子や気圧配置などから気象庁が地域に分けて宣言...
七十二候

芒種暑く、麦刈りも田植えも終了【二十四節気】

二十四節気・芒種(ぼうしゅ) 七十二候・蟷螂生(かまきりしょうず)  6月最初の二十四節気。稲や麦など芒(のぎ)のある食物の種をまくころとされた。昔はこのころに田植えが行われたころを現す。現代は麦の収穫も終...
七十二候

麦畑の色濃く刈り取りも進む【七十二候】

七十二候・麦秋至(むぎのときいたる)  5月31日は七十二候の第二十四候、麦秋至。文字通り春先青々としていた麦が茶色く色づくころだ。  福井県の福井平野は麦の茶色と、田植えされた水田の緑とモザイク模様となっている。...
七十二候

古来から親しまれた紅花 暑さ戻りいろいろ花盛り

七十二候 紅花栄(ばにばなさく)  紅花は紅色の染料や食用油をとるため古代から栽培されていた。日本でも「万葉集」に「末摘花(すえつむはな)」という花名で出てくる。キク科の植物。源氏物語の女性の名前にもなっている。  2...
七十二候

肌寒い小満、静かに夏は間近に

二十四節気・小満 七十二候・蚕起食桑 5月20日朝の空  季節を表す言葉の多い二十四節気のうち「小満」は直接的に季節の出来事や自然をさす言葉ではない。「万物次第に長じて天気に満ち始める」という意味。春から夏に向かい。生命が満ち...
七十二候

初春とは違う細い筍が生えてくる【竹笋生】

七十二候・竹笋生(たけのこしょうず) 七十二候ではタケノコが出てくるころという。ふだん食卓にあがる筍は孟宗竹のタケノコで早いところでは3月には収穫される。この七十二候は時期が大幅にずれているように思えるが、5月から6月にかけてでてく...
七十二候

立夏、空には輪が鮮やかな暈

二十四節気・立夏 七十二候・蛙始鳴  立夏は二十四節気で夏の始まり。2020年は5月5日。男の子の成長を願う端午の節句とも重なった。季節を細かく分けた七十二候では「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」の日とされた。  5...
七十二候

七十二候どおりボタン満開

七十二候・牡丹華(ぼたんはなさく) 牡丹華は二十四節気は夏間近な期間、「穀雨」の3候目の言葉。文字通り牡丹が咲くあたたかくなったころを表す。  2020年は4月30日。暖かくちょうど庭のボタンが満開になった。  ...
一覧

2020年度の「七十二候」一覧

二十四節気が太陽の動きに合わせて1年を24の期間に分けそれぞれ気候に関する言葉を付けたものですが、七十二候は二十四節気ごとにさらに3つの期間に分けた言葉です。ほぼ5日づつになります。昔の人はきめ細かく季節の変化を感じ言葉にしていたことがわ...
二十四節気

穀雨 青空広がり過ごしやすい朝 麦も色づく

二十四節気・穀雨 麦がもう色づき始めている=4月18日  百穀を潤し、目を出させる雨の意味。冬服を脱ぎ、フジの花が咲き出すころを意味しています。2020年は4月19日です。  全国的に4月19日は午前中は晴れ間が...
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