七十二候 強烈な残暑続くも夕立が蝉の声消す 七十二候・寒蝉鳴(ひぐらしなく) 七十二候は立秋で折り返し、季節の言葉も秋に向かっていく 。第三十八候は寒蝉鳴。寒蝉と書いてひぐらしと読む。ヒグラシは蜩と書くことが多い、夕方に鳴く蝉。カナカナと晩夏に鳴き出す。 2... 2020.08.12 七十二候暦
七十二候 梅雨が明け後の猛暑も立秋は小雨模様 二十四節気・立秋、七十二候・涼風至 稲穂も色づいてきた 秋の始まりを意味する立秋。太陽の黄経が135度で夏至のころよりも少し日が傾き影も長くなってきた。ただ温度は最も暑いころになる。 平安の歌人も「秋来ぬと目にはさや... 2020.08.07 七十二候二十四節気暦
七十二候 ようやく梅雨明け激しい夕立はいつ 七十二候・大雨時行(たいう ときどきに ふる) 七十二候の第三十六候、ちょうど1年の折り返しは「大雨時行」。この場合の大雨は夕立のような急な激しい雨を指す。 もともとは夕立を意味していたことば。最近の夕立は急に発... 2020.08.02 七十二候暦
七十二候 梅雨明けまだ、蒸し暑さもまだ 七十二候・土潤溽暑(つちうるおうて むしあつし) 大暑に続く七十二候の第三十五候は土潤溽暑(つちうるおうて むしあつし)。一年で最も暑いこの時期は地面が熱され、陽炎が立ち土いきれでいっそう暑さを感じる。「溽」はむしあついを... 2020.07.27 七十二候暦
七十二候 大暑、夏の日ざし強く雲流れ 梅雨明けまだ遠く 二十四節気・大暑 七十二候・桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ) 夏至から約1カ月後、8月中ごろの立秋までが一年で最も暑いころとされる。 2020年は7月22日が大暑。しかし今年は梅雨が全国的に長く、まだ沖縄と... 2020.07.22 七十二候二十四節気暦
風景 鷹を訓練する時期なのに、まだ梅雨空続く 七十二候・鷹乃学習(たかすなわちわざをなす) 七十二候の第三十三候は「鷹乃学習」。鷹は日本書紀にも出てくる大型の鳥で肉食の猛禽類。古くから鷹を使った狩猟、「鷹狩り」が行われてきた。 鷹狩りは冬に行われてきたため俳句で... 2020.07.17 風景
七十二候 ハスの花咲くころは雨続く 七十二候・蓮始開(はす はじめて ひらく) 7月12日は七十二候の第三十二候、蓮始開。 蓮はハス科の多年生水草。夏、7月ごろに咲く花は仏教で蓮華(れんげ)として尊ばれ、水中の根は蓮根として食べられる。 ... 2020.07.12 七十二候暦
七十二候 小暑、梅雨末期の雨や曇り空、豪雨多い時期 二十四節気・小暑 七十二候・温風至(あつかぜいたる) 二十四節気の小暑はこの日から暑中に入る。これから盛夏を迎えていく。例年小暑の数日後には梅雨明けを迎えることが多い。一方で梅雨末期の集中豪雨被害を迎えることも多い時期だ。... 2020.07.07 七十二候二十四節気暦風景
風景 半夏生、むくむくと夏の雲 雑節、七十二候・半夏生(はんげしょう) ハンゲショウはドクダミ科の多年草で水辺や湿地に生える。ハンゲショウが生えるころを意味する。七十二候の第三十一候、半夏生はでは夏至の第三候。雑節としても残っている。夏至の2つ前が入... 2020.07.01 風景
七十二候 菖蒲咲く、アヤメかショウブか 七十二候・菖蒲華(あやめはなさく) 七十二候の第二十九候は菖蒲華。 辞書によるとアヤメはアヤメ科の多年草で、5月から6月に咲く。 ショウブも同じ菖蒲という漢字を書く。アヤメはアヤメ科でショウブはサトイモ科。 ... 2020.06.26 七十二候暦