七十二候

七十二候

処暑朝晩少し涼しく

二十四節気・処暑、七十二候綿柎開(わたの はにしべ ひらく)  立秋に続く二十四節気は「処暑」。暑さがおさまるころを意味する。2020年は8月23日。  全国の猛暑はやや和らぎ、一方で局地的な強い雨や雷雨があった。...
七十二候

梅雨が明け後の猛暑も立秋は小雨模様

二十四節気・立秋、七十二候・涼風至 稲穂も色づいてきた  秋の始まりを意味する立秋。太陽の黄経が135度で夏至のころよりも少し日が傾き影も長くなってきた。ただ温度は最も暑いころになる。  平安の歌人も「秋来ぬと目にはさや...
七十二候

梅雨明けまだ、蒸し暑さもまだ

七十二候・土潤溽暑(つちうるおうて むしあつし)  大暑に続く七十二候の第三十五候は土潤溽暑(つちうるおうて むしあつし)。一年で最も暑いこの時期は地面が熱され、陽炎が立ち土いきれでいっそう暑さを感じる。「溽」はむしあついを...
七十二候

大暑、夏の日ざし強く雲流れ 梅雨明けまだ遠く

二十四節気・大暑 七十二候・桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)  夏至から約1カ月後、8月中ごろの立秋までが一年で最も暑いころとされる。  2020年は7月22日が大暑。しかし今年は梅雨が全国的に長く、まだ沖縄と...
風景

鷹を訓練する時期なのに、まだ梅雨空続く

七十二候・鷹乃学習(たかすなわちわざをなす) 七十二候の第三十三候は「鷹乃学習」。鷹は日本書紀にも出てくる大型の鳥で肉食の猛禽類。古くから鷹を使った狩猟、「鷹狩り」が行われてきた。  鷹狩りは冬に行われてきたため俳句で...
風景

半夏生、むくむくと夏の雲

雑節、七十二候・半夏生(はんげしょう)  ハンゲショウはドクダミ科の多年草で水辺や湿地に生える。ハンゲショウが生えるころを意味する。七十二候の第三十一候、半夏生はでは夏至の第三候。雑節としても残っている。夏至の2つ前が入...
七十二候

菖蒲咲く、アヤメかショウブか

七十二候・菖蒲華(あやめはなさく)  七十二候の第二十九候は菖蒲華。  辞書によるとアヤメはアヤメ科の多年草で、5月から6月に咲く。  ショウブも同じ菖蒲という漢字を書く。アヤメはアヤメ科でショウブはサトイモ科。 ...
七十二候

梅が熟すころ梅雨の中休み

七十二候・梅子黄(うめのみきばむ)  梅の実が色づくころを表す。七十二候の第二十七侯。2020年は6月16日。  百科事典などによると梅の実は6月の梅雨の時期にふくらみやがて黄色く熟して甘酸っぱい香りの実梅となる。 6月...
七十二候

入梅、青空に雲がくっきり

雑節・入梅(にゅうばい) 七十二候・腐草為蛍(くされたるくさ ほたるとなる)  雑節の中でもよく知られている言葉が入梅。暦の上で梅雨に入る頃を差す。実際の梅雨は雨の様子や気圧配置などから気象庁が地域に分けて宣言...
七十二候

芒種暑く、麦刈りも田植えも終了【二十四節気】

二十四節気・芒種(ぼうしゅ) 七十二候・蟷螂生(かまきりしょうず)  6月最初の二十四節気。稲や麦など芒(のぎ)のある食物の種をまくころとされた。昔はこのころに田植えが行われたころを現す。現代は麦の収穫も終...
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