七十二候

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六条大麦の麦秋、梅雨近づき刈り取り進む【七十二候】

七十二候・麦秋至(むぎのときいたる)  「麦秋至」。七十二候の第二十四候。麦が実り。黄金色の実を付ける頃。「秋」は百穀が成熟する頃を意味する。3月ごろ竹の葉が黄色くなる頃を「竹秋」とも呼ばれる。 麦が黄金色に色づ...
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小満、気温下がり過ごしやすい青空【二十四節気・七十二候】

二十四節気・小満 七十二候・蚕起食桑  万物次第に長じて天気に満ち始める」という二十四節気の「小満」。二十四節気の中では珍しく直接的に季節の出来事や自然をさす言葉ではないが、春から夏に向かい。生命が満ちてくることを現し初夏に...
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真竹の細い筍が生えてくる【竹笋生】

七十二候・竹笋生(たけのこしょうず)  七十二候の第二十一候。タケノコが出てくるころという。日本で食べられるタケノコは孟宗竹で収穫時期は3月ごろから。この七十二候のタケノコは、もともと中国に多い「真竹」を指す。 家の裏で見つけ...
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立夏、薫風一転蒸し暑い雨模様【二十四節気・七十二候】

二十四節気・「立夏」 七十二候・「蛙始鳴」  二十四節気の7番目の節気は「立夏(りっか)」。二十四節気では春の六節は「穀雨」で終わりこの日から季節は夏となる。春分と夏至のほぼ中間。新緑の頃。風薫る5月、少し汗ばむような夏の初...
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暦より早く大輪の花散る【七十二候・牡丹華】

七十二候・牡丹華(ぼたん はなさく) 七十二候の第十八候は「牡丹華」。中国では「百花の王」と呼ばれ人気の花だ。日本でも華やかな春の花として愛されているボタン。春まっただ中に咲く頃という。しかし実際は温暖化の影響で4月の気温が...
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「苗の伸びるころ」田植え向けて水張り

七十二候・霜止出苗(しもやんで なえいずる)  七十二候の第十七候は「霜止出苗」。暖かくなってもう霜が降ることはなく、苗代の稲苗も育っていく頃を表す。  2023年は4月25日。4月は中旬夏日の暖かい日が続いていたが、...
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穀雨は全国的に気温上昇、北陸は真夏日接近【二十四節気・七十二候】

二十四節気・穀雨(こくう) 七十二候・葭始生(あしはじめてしょうず)  二十四節気の「穀雨」は田んぼや畑の耕作準備が整ったころに暖かい柔らかな雨がふるころを表す。「春雨降りて百穀を生化すれば也」。雨が続けば菜種梅雨とも呼ばれる。春の...
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春の連続青空終わり雨模様に【七十二候・虹始見】

七十二候・虹始見(にじ はじめて あらわる)  七十二候の第十五候は「虹始見(にじはじめてあらわれる)」。雨粒に光りが差し込んでできる虹は晴れと雨が同時に起こる変化の大きい空模様に現れる。一般的に虹は雪の多い冬には見えること...
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マガンと入れ替わりに青空と冷たい空気【七十二候・鴻雁北】

七十二候・鴻雁北(こうがんかえる)  七十二候の第十四候。冬を日本で過ごした雁が北へ帰るころというが、今の日本では季節とかなりずれている。  マガンは天然記念物で北陸を南限に越冬し、春生まれ故郷のシベリアなどへ帰ってい...
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春の嵐の代わりに霞んだ青空気温上昇【七十二候】

七十二候・雷乃発声(かみなり すなわち こえを はっす)  春まっただ中、桜の頃を過ぎようとするとき低気圧による寒冷前線が通過し春に嵐がやってくることがある。急に寒くなり風が強まり、桜の花を散らし、時には雷も鳴る。  ...
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