七十二候

七十二候

蒸し暑さは一服、空は変化

七十二候・土潤溽暑(つちうるおうて むしあつし)  大暑に続く七十二候の第三十五候は土潤溽暑(つちうるおうて むしあつし)。一年で最も暑いこの時期は地面が熱され、陽炎が立ち土いきれでいっそう暑さを感じる。「溽」はむしあついを...
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大暑、猛暑続く 毎日午後には積雲発達

二十四節気・大暑 七十二候・桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)  「大暑」は文字通り1年の中で最も暑い時期だ。夏至から約1カ月後、8月中ごろの立秋までが一年で最も暑いころとされる。  2021年は7月22日が大暑。今...
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梅雨明け空鷹はいないが、くっきり巻積雲広がる

七十二候・鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)  七十二候の第三十三候は「鷹乃学習」。鷹は日本書紀にも出てくる大型の鳥で肉食の猛禽類。古くから鷹を使った狩猟、「鷹狩り」が行われてきた。  鷹狩りは冬に行われてきたため俳句...
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降りそうで降らない半夏生 時々青空

雑節、七十二候・半夏生(はんげしょう)  ハンゲショウはドクダミ科の多年草で水辺や湿地に生える。七十二候の第三十一候、半夏生はハンゲショウが生えるころを意味する。七十二候では梅雨の中間点のような位置づけでもある。...
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空梅雨?青空続きアヤメ見つからない

七十二候・菖蒲華(あやめはなさく)  七十二候の第二十九候は菖蒲華。2021年は6月26日  辞書によるとアヤメはアヤメ科の多年草で、5月から6月に咲く。  ショウブも同じ菖蒲という漢字を書く。アヤメはアヤメ...
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涼しい夏至の青空 午後は暑く夕日北西に沈む

二十四節気・夏至 七十二候・乃東枯  太陽が最も北東から上がり、最も空高くなり、最も北西方向に沈んでいく日。太陽は赤道から最も北に離れ、北半球では太陽が一番近い日で、昼の時間が長い日だ。夏至をピークに夜の時間が少しずつ長くなって...
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梅が黄ばむ頃北陸梅雨入りまだ

七十二候・梅子黄(うめの み きばむ)  梅の実が黄ばむ頃雨が多くなり「梅雨」という言葉が生まれた。  七十二候の第二十七候は「梅子黄」。梅雨まっただ中を想定した言葉だ。2021年は6月16日。  関東が6月14...
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入梅暑い日続く 北陸梅雨入りは先か

雑節・入梅(にゅうばい) 七十二候・腐草為蛍(くされたるくさ ほたるとなる) 入梅の6月11日朝の空は曇り  雑節の中でもよく知られている言葉が入梅。暦の上で梅雨に入る頃を差す。実際の梅雨は雨の様子や気圧配置などから気象...
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季節とずれる七十二候、春夏は遅れ秋冬は早め

二十四節気は太陽と一致も 古い暦に興味があって、中でも二十四節気や七十二候といわれる季節の言葉を追っている。その二十四節気や七十二候のいわれや表現する意味を、実際のその日の気象状態と合わせてブログ「風のつれづれ」で紹介し...
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麦秋黄金色広がり、刈り取りも進む

七十二候・麦秋至(むぎのときいたる)  七十二候の第二十四候。麦が実り。黄金色の実を付ける頃。「秋」は百穀が成熟する頃を意味する。麦が黄金色に色づいた風景は、米が実った秋と同じような雰囲気となっている。最近は麦の作付面積...
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