七十二候

六条大麦の麦秋、黄金色の刈り取りも進む【七十二候】

七十二候・麦秋至(むぎのときいたる)  七十二候の第二十四候。麦が実り。黄金色の実を付ける頃。「秋」は百穀が成熟する頃を意味する。麦が黄金色に色づいた風景は、米が実った秋と同じような雰囲気となっている。最近は麦の作付面積...
七十二候

虹の前兆?久しぶりの雨模様気温も急降下【七十二候】

七十二候・虹始見(にじ はじめて あらわる)  七十二候の第十五候は「虹始見(にじはじめてあらわれる)」。雨粒に光りが差し込んでできる虹は雪の多い冬には見えることが少なく、移動性高気圧と低気圧が交互にやってくる春は天気が変わ...
七十二候

暖かい陽気、マガンは既に北へ【七十二候】

七十二候・鴻雁北(こうがんかえる)  七十二候の第十四候。冬を日本で過ごした雁が北へ帰るころというが、今は季節とかなりずれている。  マガンは天然記念物で北陸を南限に越冬し、春生まれ故郷のシベリアなどへ帰っていく。 最...
七十二候

3月寒気和らぎ、田んぼに緑花も咲く【七十二候】

七十二候・草木萌動(そうもく めばえ いずる) 七十二候の第六候は「草木萌動(そうもくめばえいずる)」。2022年は3月1日。ちょうどカレンダー上の春と重なった。 木の枝から新芽が芽生え始め土から新たな緑が...
七十二候

冬から春へ変わるはずだが【2022年節分】

季節の変わり目 雑節・節分 2月3日  「節分」は季節の分け目という意味があり、かつては春夏秋冬ごとのあったという。今では冬と春の分け目だけが行事として残っている。  立春の前日、寒の最後の日が節分だ。2022年は...
七十二候

冬至に雪一服、光りも寒さもこれから強まる【二十四節気・七十二候】

二十四節気・冬至 七十二候・乃東生(なつかれくさ しょうず) 冬至は昼の時間が短く暗い一日となる  冬至は北半球では1年中で昼が最も短く夜が長い日。太陽の高度が最も低い。2021年は12月21日、前年より一日遅い。  2...
七十二候

水仙にはまだ早いが秋晴れ、小春日和か【七十二候】

七十二候・金盞香(きんせんかさく)  七十二候の五十七候は「金盞香(きんせんかさく)」。この場合のキンセンカは春に咲く黄色く丸いキク科のキンセンカではなく冬に咲く水仙を表す。実際は日本でスイセンが咲くのは12月ごろで秋にはま...
七十二候

地始凍、スキー場では初雪

七十二候・地始凍(ちはじめてこおる)  七十二候の56番目。寒さが少しずつ増して冷え込んだ日に霜柱が地面にできるころを表す。初氷も近い。2021年の「地始凍」は11月12日。昨年と同じ日だ。ことしはラニーニョ現象の影...
七十二候

急な寒さ、虫が外から消えた【七十二候】

七十二候・蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)  ことしは10月初めまでは残暑が続いて暑かったのに10月半ばを過ぎると急に寒くなった。あわてて長袖の服を探している。  七十二候の第五十一候は「蟋蟀在戸」。この蟋蟀はキリ...
七十二候

田んぼの水がなくなるころ稲刈りも終わり

七十二候・水始涸(みずはじめてかる) すっかり水がなくなった水田  秋が本格化。七十二候も3分の2を終え、第四十八候は水始涸(みずはじめてかる)。水田に張られた水が落とされ、稲が実り始めたころを現す言葉だ。  最近は稲の...
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