移植ものでスタートCSK
 CSKも初期のころからパソコンゲームに取り組んできた。最初は外国のゲームの移植もので面白いゲームがあった。

 「戦艦ビスマルク」は米のボードゲームのしにせ、アバロンヒルのゲームで、アップルのゲームとして知られていた。ドイツの戦艦ビスマルクのドーバー海峡突破作戦を史実に沿ってシミュレートしたゲームだ。
 グラフィックはほぼゼロに等しいゲーム。例えばビスマルクはB、イギリスの新型戦艦キングジョージ5世はKと表示される。港はX、輸送艦はCだ。行く先は角度で表す。戦闘結果も
 MAJOR HIT ON HOOD FROM BISMARCK(フッドにビスマルクの砲弾が多数命中)と英語で表示される。ドイツ軍側になるとビスマルクが突破するのはかなり難しかった。
 「惑星鉱脈」は4つのファミリーに分かれ、太陽系の9の惑星と小惑星の採掘権を争うゲームで、8001のゲームでありながら駆け引きの要素もあり、容易なゲームではなかった。
 史実に沿った関ヶ原


 1982年には独自に開発した「関ヶ原の合戦」を出した。これも関ヶ原の合戦の歴史に沿ったかなり精密なシミュレーションになっていた。島津は戦中に敵陣を突破するし、石田、宇喜多は戦意が高いが、多勢に無勢で次第に負けてしまう。 
 カラー移植ものも
 

8801の時代になると移植ソフトもカラーとなる。「ソ連機甲軍団を阻止せよ」はAVALON HILL GAMEの「Donieper River Line」を移植したもの。画面は「森田のバトルフィーヅド」に似ていた。パルチザンや空挺部隊が出てくる本格ものだが、やや面倒だった印象がある。
 これはなぜか東映ビデオから発売されている。