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にぎやかに交差する鉄道、空の浮舟の絶景1

【高層からの風景】名古屋プリンススカイタワーホテル

名古屋市の名古屋臨海高速鉄道株式会社のあおなみ線ささじまライブ駅がある「ささじまライブ21」地区31に立つ名古屋プリンススカイタワーホテル。2017年10月に開業したばかりだ。

ささじまパークに立つ名古屋プリンススカイタワーホテル

プリンススカイタワーホテルが立つのは近鉄や関西本線の分岐点

ホテルが立つのは元は笹島貨物駅。再開発で出来た空き地に地上36階の高層ビル「グローバルゲート」で名古屋に初めて進出したプリンスホテルは31階から36階部分。1階から5階は主にレストラン街、6階から上はオフィスとなっている。

プリンススカイタワーホテルのフロントは31階。31階にはレストランやクラブラウンジなどがある。ホテルはJRの東海道新幹線、中央線、名古屋鉄道と名古屋駅に南北方向で向かう路線と、南西に交差する近鉄、JR関西線、名古屋臨海高速鉄道に挟まれた三角州のような地域に立っているため、部屋からはどちらかの鉄道を見下ろせる。角部屋だと両方の路線が見えて電車好きには応えられない立地だ。

2018年11月初め、最上階のデラックスコーナールームに一泊した。北側に名古屋駅の高層ビル群と線路、西側には大きな愛知機関区と近鉄線、関西線が見える部屋だ。床まで届く高さ2メートル以上の大きな窓で風景を楽しめるようデザインされている。

名古屋駅からは第三セクターの名古屋臨海高速鉄道で一駅のささじまライブ駅に向かうのが最も安くてわかりやすい。ただこの日は快晴に恵まれ、早めに入れば、部屋から夕暮れの風景を見えるかと思っていたのに新幹線から名古屋に着いたのが16時過ぎ。新幹線から乗り換えてすぐに接続があるかわからなかったので、名古屋駅の太閤通口からタクシーに乗った。

電車では1駅3分なのですぐに着くと思ったのに道を何度か曲がって着いた。900円ほど。あとでグーグルマップで確認すると太閤通口からホテルに直行する道はなさそうでいったん線路下の通路をくぐって名古屋駅の東側に出て、線路に並行して進みもう一度線路をくぐってささじまライブ地区に出るルートだった。名古屋駅から1・9キロの道のりだ。

着いたところはホテルの入り口だが、迎えのホテルマンはおらず、中に入って少し進むとロービー行きのエレベーターがあった。

31階のロビーでチェックインして係の女性の案内で36階の部屋へ。

部屋に入ると西側の窓からちょうど夕日が雲を黄金色に染めながら雲の中に沈んでいく風景が見えた。急いで写真を撮った。

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最上階の部屋は高さ140メートル。名古屋駅の高層ビルを除くと周辺には高いビルはなく遮るものなく線路や周りの風景が一望できる。

プリンスでスカイタワーという名前が付いたホテルはここだけ。ルームサービスがなく、レストランも一つだけなどプリンスホテルの中で最上級のランクではないが、部屋からの景色はたぶん最高だろう。全室でバス、トイレ別。デラックスルームでは洗面台が二つ、ミニバーも充実している。バスから景色が見えると書かれていたが、直接外が見えるのではなくガラス張りのバスルームから外の窓が見える。

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31階のクラブラウンジは名古屋の中心市街地の景色が広がる。名古屋名物のテレビ塔も夜の街に見えた。朝食、ティータイム、カクテルタイムの3部に分かれ、酒が飲めるカクテルタイムは17時から21時。

レストラン天空は基本的にブッフェスタイル。

窓の外から見える景色については後半に続く。

【高層からの風景】名古屋プリンススカイタワーホテル 下