石川、岐阜県境にあり福井県にも身近な白山で2017年11月29日また連続した火山性地震が観測された。
気象庁が同日午前10時に発表した「白山の火山活動解説資料」によると29日午前3時頃から白山の山頂(御前峰)付近を直下とする地震が午前3時頃から9時ごろまで281回を記録。午前5時6分にはM2.8、白山市白峰で震度1を観察した。
白山で一日に250回を超えるのは2005年12月に観測を始めて以来初めて。低周波地震や火山性微動はなく噴火警戒レベルは1のまま。当面心配はなさそうだが気になるニュースだ。
白山は室町時代から江戸時代に何度も噴火した記録のある活火山。最後の噴火は1659年。
今年は10月10日から11日にかけて129回の連続地震も観測している。いつか再び噴火する日もあると備えていく必要があるだろう。