雪が少なかった2019年冬。冬タイヤはすり減った
2月28日暦の上の2019年の冬は終わり、3月1日春がやってきた。2月は中旬前から連日暖かく既に春の雰囲気だった。昨年は福井県は大雪で3月になっても街には大きな雪の山が残り寒かった。去年の冬と今年の冬はあまりにも大きな違いで、本当に暮らしやすい冬だった。朝降った雪もすぐに消えて雪道を走った記憶はない。
気象庁のデータによると2018年11月から2019年2月末までの積算積雪量は福井市で43センチ、敦賀市では1月のわずか3センチしかなかった。1年前の同時期は福井市で累積積雪が350センチを超えていただけにまさにわずか1年とはいえ少し大げさかもしれないが隔世の感がある。
積雪100センチを超えた昨年の豪雪が以上だった。最近は最高積雪が多くて30センチ程度、10センチ程度の年も。
しかしそれでも今年の雪は異常に少なかった。間違いなく冬タイヤがなくても1シーズンを過ごせた。大雪時は冬タイヤでもチェーンが必要というチェーン規制がいやだと騒いだのが嘘のようだ。
エルニーニョ現象がことしの暖冬の大きな要因だろう。いつもの雪の少ない冬とも違ったのは、これまでは冬型の気圧配置でも温度が下がらず雪が雨になっていたのだが、今冬は冬型が少なく晴れの日が多かった。北陸名物の冬雷にもほとんどお目にかからなかった。
3月1日は朝霧から始まった。ことしは各地の桜も早そうだ。これで夏が暑すぎなければ素晴らしい年となるのだが。
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