2020年は閏年。2月が29日あり働く日が増える。

今年は閏年、仕事の日が一日増える

 2020年が幕開け。ことしは1年が366日ある閏年。4年に一度の2月29日がある。月給制や年俸制の人にとっては収入は増えなくても働く日数は1日増えることになる。今年のカレンダーを点検してみると東京オリンピックの開催で7月に休みが増える一方、天皇誕生日が変わり,昨年の即位の礼による休日がなくなるなど祝日が前年とは違っている。祝日のない残念な月も増えた。

2020年1月1日朝の空

 閏年は現在の暦は地球が太陽の回りを一周する時間を1年、1年を365日としている。しかし実際は太陽を一周するのに365・2422日かかり、1年に約6時間遅れてくる。何年かすると季節と暦と少しずつずれてくる。このため太陽暦では1年が1日長い閏年を設けて調節してきた。一方で4年に一度の閏年を続けているとまたずれがでてくるため400年に3回、4で割り切れても閏年にしない日を設けてきた。4年に一度の夏季五輪と閏年は一致する。

1582年ローマ法王グレゴリウス13世がそれまでのユリウス暦に代わってグレゴリオ暦が世界標準と成り、日本も明治維新後太陽暦の採用とともに使われるようになった。

閏年以外にもことしのカレンダーは昨年2019年から変わったことがいろいろある。

 東京オリンピックの開会式が行われる7月24日がスポーツの日となる。前日の7月23日の海の日から4連休となる。スポーツの日が誕生する一方、1964年の東京オリンピックにちなんだ体育の日はなくなる。このためことしから10月には祝日が消えてしまった。12月も天皇誕生日が2月に変わったため祝日はない。もともと祝日のなかった6月も含め12か月で4分の1が祝日のない長く感じる月となる。

 一方で2月は23日が天皇誕生日なり、建国記念日と合わせて短い月間に祝日が2日となるが、閏月のため働く日数は前年と変わらない。

 年間の休みの数は日曜に祝日が重なると振替休日が増えるが、土曜日が祝日になってしまうと休みは増えない。幸いことしは土曜が祝日になる日はない。

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