福井県の感染者30人に初の死亡者、夜のクラスターから

 新型コロナウイルス感染が拡大している福井県で4月2日新たに9人の感染者が発表された。これで感染者数は30人になった。今回新たに感染した人は福井市内とみられる夜の飲食店を発生源とする感染がほとんど。初の死亡者がでた。さらに県は福井の感染全体が同じひとつのクラスターとみられるとの見解を示した。

YouTubeでライブ配信している福井県の発表によると新たな感染者は福井市8人、越前市1人。女性2人、男性7人。女性は20代と50代の飲食店従業員。男性は50代から70代で会社役員や、自営業がほとんど。

9人の感染数はこれまでで最高。数は急に増えているが新たな感染者は店の客や従業員を積極的に追っている結果で、感染者のリンクがつながっているという;

 クラスターとなっている福井市の店はカウンターとボックス席が複数あり女性の接客もある。3月28日夜から営業自粛している。

店名は公表されていない。店から顧客に電話でして客が保健所に電話していて、利用客はほとんど把握されている。濃厚接触者を含めて関係者が特定されているのでの。現時点で店名や所在地の公表は必要ないという

これまで30人の感染者のうち客9人と女性従業員2人の11人がこの店から感染している。「女性従業員からうつったのではなく、女性従業員もうつされた可能性がある」という。

厚生労働省のクラスター対策班の助言も受け、福井県は県内の感染者のほとんどがひとつのクラスターとして広がっている可能性が高いと見ている。他県にでかけてうつったとみられる一人を除いてひとつのクラスターと考えられるという。福井市の夜の繁華街がクラスターというわけだ。福井県は3月中旬まで感染者はゼロをキープしていたので、利用者に油断があったのだろう。

店名は公表されていないが、SNSや噂話では福井市の繁華街片町のラウンジとみられている。

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