福井県1か月ぶり会見なし、感染率富山が上回り5位に 長崎クルーズ船入れると8位【上位20まとめ】

発生ゼロを告げる福井県のホームページ

 新型コロナウイルス感染で一時的に感染率が国内で最も高かった福井県で、沈静化の傾向が強まっている。4月25日は新たな感染者がゼロ。死者もいなかったため、31日間続いた福井県の記者会見がなかった。発生に関する会見がないのは1か月ぶり。感染率順位も連日感染者が増えている富山県が4番目となり福井県は5番目に下がった。

 4月25日午前の時点の感染率上位10都道府県の順位は東京都、石川県、大阪府、富山県、福井県、千葉県、福岡県、京都府、兵庫県、北海道の順。

 長崎県は県民だけで見ると感染者は17人で順位も低いが、修理中のクルーズ船の乗客を入れると151人となり感染率は人口10万人当たり11.26人で順位も福岡県に次ぐ8番目となる。感染率が上がると都道府県の医療体制の逼迫に直結する。

 福井県は3月25日から毎日感染に関する記者会見が行われてきた。会見はYouTubeでライブ配信されていた。新しい感染者ゼロの日もあったが、その日は死者の報告があった。会見時間には連日ホームページへのアクセスが殺到するため臨時の入り口をつくり対応している。

 福井市内のラウンジなどを発生源とするクラスター感染で一時は東京より感染率が高いときもあった。濃厚接触者を徹底的に追っていき、PCR検査していく手法で感染拡大を防ぎ25日は発表がなかった。

都道府県上位20感染率
1 東京都27.01
2 石川県19.42
3 大阪府16.63
4 富山県15.52
5 福井県15.50
6 千葉県12.61
7 福岡県11.49
8 長崎県11.26
9 京都府11.04
10兵庫県11.03
11北海道10.63
12埼玉県10.60
13高知県10.06
14神奈川県9.88
15沖縄県9.19
16岐阜県7.46
17群馬県7.17
18滋賀県6.59
19愛知県6.30
20山梨県6.24

福井県21日ぶりに感染ゼロ

福井のラウンジ感染遺伝子一致

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