福井のラウンジ感染、ウイルス遺伝子一致 人口比ではワースト2位42人
福井市の夜の繁華街、片町のラウンジをクラスターとする福井県新型コロナウイルス感染で4月3日新たに12人の感染者が出て、全部で42人となった。福井県でこれまでみつかった感染者のコロナウイルスはウイルス学的に遺伝子が一致し、ほぼ全体がひとつのクラスターとして感染のつながりがあるという。都道府県別の人口当たりの感染率は東京に続いて福井が2位。
福井県の発表によると感染者のウイルス遺伝子を厚生労働省のクラスター班を通して国立感染症研究所に送り解析した。4月3日までの結果では、第1例目から14例目までがすべて同じだった。その後の15例目以降も解析中だが濃厚接触者としての2次感染が多いため、全体がひとつのかたまりといえるという。
接触して短い期間で感染した例もあり、このウイルスの型は感染力が強そうだ。
4月3日は午前中に9人の感染が発表され、さらに夜になって9人が追加された。42人のうち最高齢は90歳代女性で、10歳未満の男児もいる。50代の男性が亡くなっている。
福井県はこれ以上の感染を広めたいために、4月19日まで県民に不要不急の外出自粛を求めている。夜の会合や飲食、会食の自粛も求めた。
今回の夜のクラスター以外の感染をなくすため、首都圏と関西の交流自粛も呼びかけている。
4月3日夜の段階では人口10万人当たり5人を超えたのは東京都と福井県だけ。福井県の病院は限界になっている・
Sponsored Link
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません