福井新たに4人で46人、一時的に人口比で最悪

 クルーズ船を除いても日本国内の感染者が3000人を超えた新型コロナウイルス感染。4月4日福井県では新たに4人の感染が発表され46人となった。東京都の感染数がまだ発表されていないため、午前中の段階では都道府県別の人口比感染割合が最も高くなった。人口10万人当たり5.9人が感染している。5人を超えているのは福井県と東京都。

4月4日朝の都道府県の感染者割合。赤は10万人当たり5人以上、ピンクは2人以上、
緑は1人以上

 3番目に高いのは京都府。大阪府、北海道、千葉県、高知県、兵庫県、大分県、神奈川県の順となっている。和歌山、福岡、愛知、石川、岐阜が10万人当たり2人を超えている。

 感染ゼロは島根、鳥取、岩手の4県

 福井県の杉本達治知事は4月3日に県民に外出自粛や首都圏と近畿圏の交流自粛を呼びかけ学校の休校も求めたが、もっと早く厳しいメッセージを出すべだったとの声が出ている。

 福井県は3月18日に、福井市の上場企業の日華化学の社長が第一号の感染者として発表された。その後3月25日から11日連続で感染者が発表されている。福井県はほとんどの感染が福井市内のラウンジをもとにしたひとつのクラスターとしているが、感染の広がりを抑えられていない。

 平成30年度都道府県別人口推計を元に比率を割り出した。

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