東京感染1900人超え感染率10万人当たり14人迫る 石川県の感染急増、感染率福井に近づく

 新型コロナウイルスの感染は4月11日東京都で新たに197人増え、4日連続で最多の増加となった。総計で1902人となった。人口10万人当たりでは13.76人13人を超えて感染集中が続いていることを示している。

都道県別感染率。赤が濃いほど高い。

 感染率2位の福井県は4人の増加とこの日は感染増加が緩やかになり総計86人で感染率は11.11人。企業内や病院でクラスターが発生し感染が急増している石川県は新たに12人、総計104人と100人を超え感染率は9.09人。

 福井県の感染者86人中80人以上は感染のリンクが繋がっていると推測されている。ただ透析患者の多い泌尿器科で院内感染が起こり、デイサービスで感染者がでるなど懸念材料はある。全体でクラスターはひとつでその濃厚接触者は把握されているためこのまま濃厚接触者を積極的に追っていって感染が収束していくことが期待されている。

 東京は感染ルートを追える割合が下がり続けている。人との接触を減らし感染を減らしていく必要性がこれまで以上に高くなっている。

 石川県は高速道路を運営NEXCO中日本とそのグループ会社で集団感染が発生し合わせて19人になった。金沢市の病院や繁華街の飲食店でも集団感染が起きている。

 大阪、高知、京都。千葉でも感染率が高くなっている。

 感染がないのは岩手県だけだ。

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